【森と畑のようちえん いろはについて】

日々自然に囲まれて、子どもも大人も伸びやかに育ち合える場所を作りたい。

そんな思いで2016年『森と畑のようちえん いろは』を立ち上げました。

日々移りゆく自然と関わり続けることで、自分を取り巻くものに対して柔軟な心と体が育まれます。
より伸びやかに、健やかに。
安心して自分を出せる場と時間を大切にできるよう、スタッフ一同取り組んでいます。

 

『森と畑のようちえん いろは』は、大阪府南河内郡河南町の小さな森を主な活動場所として、様々な分野の方に協力を得ながら、子ども一人一人を深く観察、見守りつつ、『子どもたちが主役』の保育を目指しています。

『森のようちえん』って?

『森のようちえん』はデンマークの一人のお母さんが、近所の子どもたちを森の中で保育したのが始まりだと言われています。
園舎を持たず、晴れの日も雨の日も森の中で過ごす独特の育児スタイルが効果をあげ、その後ドイツへと広まり、現在では日本各地に存在し、注目されています。

なぜ自然の中で過ごすの?

日々移りゆく多種多様な自然は、子どもたちの絶好の創造の場。
人工的な遊び道具はほとんどない中、目を輝かせながら思い思いに遊びを展開していきます。
この時間が幼児期には必要不可欠。
雨の日も晴れの日も状況に合わせながら過ごすことによって、様々な環境に対する柔軟な心と体が育まれます。

『森と畑のようちえん いろは』が大切にしていること

それぞれの子どもたちの育ちに合わせ、子どもたち自身が見て、考え、行動していく姿を応援したい。

保育者や大人が先を進んで口出し手出しをせず、子どもたちの言動にどんな想いが潜んでいるのかを常に保育者は意識しています。
保育者はその想いに共感し、子どもたちが本来持っている健やかな心に注目し、一人一人に合ったやり方を模索しながら寄り添っています。
子どもたちにとって、安心してどんな気持ちでも出せる存在として共にいます。

 


実体験をひとつでも多く。

テレビやインターネットで何でも知ることができる時代。
だからこそ直に見て、感じて、経験する機会を大切にしています。
四季折々の日本の文化・地域の文化・「食」に関する体験を、日々の保育の中で、遊びの延長線上として楽しみながら関わりを持てるよう試みています。

 


遊びと学びを分けない。

特別な行事がない日は、カリキュラムもプログラムもありません。
子どもたちそれぞれが、その日自分がやりたいことを自分で決めて動きます。
興味関心で遊び出すその過程に、生きた学びの機会がたくさん待ち受けています。
大人の誘導なく、不必要な助けなく、子どもたち自身で展開していくその姿こそが、自分で考え行動する人になる根っこになると考えています。

 


使用する食材は化学肥料を使わない自然のものを子どもたちに。

 

野外炊事やイベントなどで使用する食材は、化学肥料を使わない無農薬の自然農法のものを提供しています。

季節感あふれた食育活動を行うため、園の畑でも野菜を育て、日々の遊びの中で収穫、その場で食べたり、子どもたちと加工品にしたりしています。

 


『いろはの森』ってどんなところ?

主な活動場所は大阪の南部、南河内郡河南町平石にある小さな森です。

昔は棚田として使われていた場所だったため、奥に進むにつれて高度が上がっていく野外ステージのようなところです。
一年を通して山の上から柔らかな風が吹き抜け、小川が森の中を流れており、子どもたちの格好の水遊びの場に。
古代米の田植えをする水田や、小さな畑もあります。

 


『いろはの畑』ってどんなところ?

森の中の小さな畑で、子どもたちと遊びの延長で野菜を育てています。
無肥料・無農薬で育てる自然農法の田畑では作物はもちろん、土や水・生き物たちもイキイキ!
子どもたちにとっては、自然に触れ合うかけがえのない場所です。
時には森の外の畑にも出かけ、収穫することもあります。

 


「1日体験」や未就園の親子で通える「いろは親子組」もあります。日程はお知らせをご覧ください。

\ お気軽にお申し込み・お問い合わせください /

【 スタッフ紹介 】

福井希帆(きーちゃん)

〜代表・保育スタッフ

大阪芸術大学卒業

学生の頃から主に子どもたちの野外活動、キャンプ活動に携わってきました。子どもたちがありのままの気持ちを安心して出せる、そんな人や場所になりたいと思っています。

初めて見学した「森のようちえん」の子どもたちのキラキラした顔を見て、自分の住む大阪にも一つでも多くこんな場所をつくれたら!という思いで立ち上げました。

子どもたちとの出会いに感謝して今日も森を駆け巡ります!

資格>

キャンプディレクター1級

JBS認定ブッシュクラフトインストラクター

アドラー心理学エルムリーダー

救命救急法MFAチァイルドケアプラスプロバイダー

角田明菜(あっきー)

〜副代表・保育スタッフ

幼稚園、保育園、ベビーシッターなどで10年以上働いてきました。体にハンディキャップのある子どもたちのキャンプ活動にも携わっていました。子ども大好き!子どもたちにとって自然の中で過ごす事への大切さを痛感し、日々森と畑で汗を流しています!

資格>

幼稚園教諭

三栖仁美(さんちゃん)

〜保育・食育スタッフ

25年前に無肥料・無農薬の自然農法に出会い13年前より主人と数家族でいろはの活動場所を貸してくださっている方の圃場でお米作りと子供のための田んぼのお手伝いをさせてもらっています。畑や田んぼでの時間は花や虫見つけたり、太陽や風・雨に喜んだり困ったり感動の連続!自然の中でみんなで過ごし「いのちのつながり」を感じて欲しいです。

資格>

ナチュラルフードコーディネーター

 


福田のりこ(のりちゃん)

〜造形スタッフ〜

ここ南河内で、祖父が育てたお米や野菜を食べて育ちました。自分が生かされているこの土地で、「次の世代に繋いでいけることは何か?」自問自答しながら日々を創っています。

2015年〜2017年恩送りカフェまるこ運営。

仲間たちと自給農のシェア畑「なんとか畑」で無農薬無施肥でお米を作り出して5年目。

大阪で唯一の村、千早赤阪村で空きバンクと道の駅を運営する「一般社団法人ちはやあかさかくらす」のメンバーとしても活動中。

「地域」「コミュニティ」「こども」「食」「自然」こんなキーワードを拾い集めて、いろはに辿り着きました。

外村麻美(とのちゃん)

〜保育主任

12年間認定こども園にて勤務。様々な保育、幼児教育を学ぶ中で森のようちえんに出会う。自然の中で過ごす子どもたちの生き生きした姿に感動。子どもは大人からは考えもつかないことを思いつく、子どもの気持ちは子どもに聞かないとわからない、子どもはおもしろい!

もっともっと子どもたちの考えや気持ちを知りたいと日々子どもたちとかかわっている。

資格>

幼稚園教諭二種

保育士資格

救命救急法MFAチャイルドケアプラスプロバイダー

JBS認定ブッシュクラフトインストラクター

綾部江里子(あやべん)

〜アートエデュケーター・イラストレーター

大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業。

中学生対象のキャンプでのボランティアを通じて教育に興味を持つ。卒業後、中学校で障がいを持つ子どもたちの講師を経て、現在一児の母。似顔絵やイラストを描いたり、DIYも好きです。子どもたちが持つものを発揮するひとつのお手伝いが出来たらいいなと考えています。


菅原裕己(すがちゃん)

〜サポートスタッフ〜

いろは卒園生対象のキャンプ活動「いろはシーズンズスクール」担当、主任。木工から農業、南河内の移住家屋紹介など仕事は多岐にわたるユニークな生き様の人。

 

資格>

小学校教諭

救命救急法MFAチャイルドケアプラスプロバイダー

渡邊知嗣(とむくん)

〜保育スタッフ〜 

保育スタッフであると共に、いろはの森のビオトープ、自然観察会担当。子どもたちに素朴な人柄が大人気。森の草刈り、重い物運び、何でもやってくれる。

 

資格>

保育士

JBS認定ブッシュクラフトインストラクター

救命救急法MFAチャイルドケアプラスプロバイダー

長村知愛(ちあちゃん)

〜サポートスタッフ〜

 

オルタナティブのフリースクール「ASOVIVA!」の代表。

 

子どもたちの心をキャッチするセンサーが内蔵されているかのような人。



【 運営協力 】

田中自然農苑さん

大阪府南河内郡太子町で、化学肥料を使わない自然農法で、お米とお野菜を作られている専業農家。子ども達と作るお野菜以外に「いろは」での野外調理で使用する食材は、田中さんご夫妻から提供していただきます。<HP

悠三堂さん

農薬や化学肥料を一切使わず、安心・安全で美味しく飲めるお茶作りを目指し生産しています。「いろは」では『こども茶道教室』の抹茶をはじめ、イベント時に各種茶葉を使用しています。HP

並木舎さん

「デザインでもっと笑顔に」をコンセプトに、ロゴ・印刷物・HPのデザイン制作をされているフリーランスデザイナー。

「いろは」のロゴ・HP・チラシなどデザイン全般を担当。<HP


\ お気軽にお申し込み・お問い合わせください /

森と畑のようちえん いろは (認可外保育施設)

▶︎活動場所:大阪府南河内郡河南町平石の森、その周辺の里山(府道27号線と府道704号線の寺田交差点から、東へ3.6km:車で約7分)

▶︎事務室:大阪府南河内郡河南町平石715

▶︎代表者 :  福井希帆

▶︎MAIL:iroha.youchien@gmail.com